景福宮の入場料と開門時間:2026年 完全ガイド
景福宮の前で10年間、韓服のレンタル店を営んでいました。いちばん多く受けた質問は、韓服についてではありません。「チケットはどこで買うんですか」「今日、開いてますか」「子どももお金を払うんですか」——そういう質問でした。チケット売り場がどこかわからず、光化門の前で30分も迷ってから戻ってきたお客さまも、何度も見てきました。この記事は、そうした疑問を1ページにまとめたものです。
- 大人入場料 3,000ウォン。チケット売り場は光化門(正門)の一か所のみ。
- 韓服を着ていれば無料。韓国人・外国人を問いません。
- 毎週火曜日は休宮。この日は守門将交代儀式もありません。
- 開門は09:00、閉門は季節により17:00〜18:30。入場締切は閉門の1時間前。
- 昼間の一般観覧はオンライン予約がありません。現地のチケット売り場でのみ購入します。
入場料はいくらか
| 区分 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 大人 個人 | 3,000ウォン | 韓国人・外国人 同一 |
| 団体(10名以上) | 2,400ウォン | チケット売り場にて団体受付 |
| 満65歳以上 | 無料 | 韓国人・外国人とも、身分証提示 |
| 韓国人 満24歳以下 | 無料 | 身分証提示 |
| 外国人 満18歳以下 | 無料 | パスポート提示 |
| 韓服着用者 | 無料 | 韓国人・外国人とも |
| 鐘路区民 | 50%割引 | 身分証提示、重複割引不可 |
3,000ウォンという金額は、20年以上変わっていません。そのため、古いブログの料金情報がたまたま当たっていることも多いのですが、料金の現実化に向けた議論が進んでいるという報道もあり、今後は変わる可能性があります。この記事は料金が変われば更新します。
注意したいのは、子どもの料金が別に設けられていない点です。「子どもはいくらですか」という質問への答えは「お金はかかりません」であって、「半額です」ではありません。韓国人は満24歳まで、外国人は満18歳まで無料です。大学生の年齢の韓国人旅行者が、そのまま3,000ウォンを払って入っていくのを、チケット売り場で何度も見かけました。
無料対象はこのほかにも、妊婦とその保護者1名、多子女カード所持の両親、登録障害者と重度の場合の同伴者1名、国家有功者とその遺族、基礎生活受給者・次上位階層、引率資格証を着用した観光通訳案内士・文化観光解説士などがあります。いずれの場合も証明書の提示が必要です。チケット売り場で口頭で主張しても通りません。
韓服を着ると、なぜ無料か —— そして「どこまでが韓服か」
韓服着用者の無料入場は、四大古宮と宗廟に共通して適用される制度です。私たちの店のお客さまの半分以上は、この事実を知らずに来て、知ってから帰っていきました。
問題は「どこまでが韓服か」です。ここで実際に入り口で止められる人が出てきます。公式の基準は次のとおりです。
| 認められる | 認められない |
|---|---|
| 伝統韓服・生活韓服の両方 | トゥルマギだけを羽織った場合 |
| コルム(リボン)のないチョゴリ | ジーンズ + チョゴリ |
| ファスナー式の腰ひも・裾紐のないパンツ | 韓服の下衣 + Tシャツ |
| チョゴリ + 腰までのチマ(チョゴリが腰丈まであること) | Tシャツのように着る形状の生活韓服チョゴリ |
| 麻の韓服 | チョゴリのないワンピース型韓服 |
要点は二つです。上着と下衣を両方そろえること、そしてチョゴリは合わせ襟の形を保っていること。コルムがあるか結び方の形かは問われず、チマは合わせの形式に制限がありません。古宮の品格にふさわしい着用を勧める文言も付されており、過度な露出は制止されることがあります。
景福宮前のレンタル店で普通に一着を借りれば、この基準に引っかかることはまずありません。問題が起きるのは、たいていインターネットで買った「韓服風ワンピース」を着てきたケースです。
韓服無料入場の条件と実際の通過例については、別の記事でさらに詳しくまとめています:韓服無料入場ガイド。
開門時間と入場締切
| 期間 | 開門 | 入場締切 |
|---|---|---|
| 1〜2月、11〜12月 | 09:00〜17:00 | 16:00 |
| 3〜5月、9〜10月 | 09:00〜18:00 | 17:00 |
| 6〜8月 | 09:00〜18:30 | 17:30 |
入場締切が閉門の1時間前というのが、実務上もっとも重要です。冬に16時を少し過ぎて到着したお客さまが、チケット売り場で引き返す場面を毎年見てきました。閉門30分前からは、退場の案内放送が流れ始めます。
韓服を4時間借りたとすると、冬は遅くとも正午までに、夏は午後1時までにレンタル店のカウンターに着くのが安全です。レンタル時間の計算は韓服レンタル時間ガイドにまとめています。
休宮日 —— 火曜日
景福宮は毎週火曜日に休みます。宗廟も火曜日です。反対に、昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮は月曜日が休宮のため、ソウルに二日だけ滞在する旅行者には、この組み合わせがむしろ好都合です。どの曜日に来ても、古宮のひとつは開いています。
定期休日が祝日や振替休日と重なった場合はその日に開き、その次の最初の平日が休みになります。春秋の宮中文化祝典の期間中は、休宮日なしで運営されます。
火曜日には守門将交代儀式と光化門把守儀式も行われません。交代儀式を見に来て空振りになる旅行者がとくに多いのがこの曜日です。時刻と場所は守門将交代儀式の時間表にまとめています。
チケット売り場はどこか、オンラインで買えるか
チケット売り場は**光化門(正門)**の左側にあります。光化門を通り抜けて興礼門の前に立ってしまったら、すでに行き過ぎです。
昼間の一般観覧は**オンライン予約がありません。**現地で買います。インターネットで「景福宮 予約」と検索すると出てくる予約ページは、韓国語の団体解説、七宮解説観覧、青少年団体観覧といった別プログラムで、夜間観覧だけがインターパークで別途販売されます。
つまり、人が集まる日には、チケット売り場の列がそのまま待ち時間です。桜の季節の週末の午前10時前後、紅葉の季節の週末午後は列が長くなります。韓服を着ていれば、この列に並ぶ必要そのものがなくなるという点は、実際かなり大きな違いです。無料対象者はチケット売り場を通らず、興礼門で証明だけ提示すれば入れます。
統合観覧券と無料開場日
四大古宮と宗廟を一度ずつ見られる統合観覧券は6,000ウォンです。有効期限は購入日から6か月で、四大古宮と宗廟のチケット売り場で現地購入します。昌徳宮後苑は含まれません。
インターネットに「統合観覧券 10,000ウォン」と書かれた記事がまだ多くありますが、これは古い金額です。統合券が実際にお得か、韓服無料入場と比べてどうかは、別の記事で計算しています。
無料開場日は2026年に大きく変わっている最中です。政府の「文化のある日」拡大により、古宮と朝鮮王陵が段階的に毎週水曜日無料へと移行しています。
| 対象 | 毎週水曜日無料 適用 |
|---|---|
| 朝鮮王陵 | 2026年5月27日から |
| 徳寿宮 | 2026年8月から |
| 昌徳宮・昌慶宮・宗廟 | 2026年10月から |
| 景福宮 | 混雑・安全問題により適用時期未定(現在は毎月最終水曜日のみ) |
景福宮だけが外れている点が重要です。「水曜日だから景福宮も無料」と思って来ると間違いです。景福宮はまだ毎月最終水曜日だけが無料です。この項目は変動が多いため、この記事で継続的に更新します。
夜間観覧
2026年上半期の夜間観覧は、5月13日から6月14日まで、19:00〜21:30(入場締切 20:30)、料金3,000ウォンで運営され、すでに終了しました。インターパーク事前予約3,000名 + 外国人限定の現地販売300名という構成でした。
**夜間観覧にも韓服無料入場が適用されます。**無料対象者は事前予約なしで興礼門にて証明を提示すればよく、韓服は上記の着用ガイドラインに合っているか確認のうえ入場できます。ただし定員と別に運営されるため、待ち時間が出ることがあります。
下半期の日程は、この記事を書いている時点(2026年8月)ではまだ発表されていません。例年9月ごろに告知されます。古宮の夜間プログラム全般については、ソウル古宮の夜間観覧にまとめています。
到着前に確認すること
- 今日が火曜日かどうか — 火曜日なら景福宮の代わりに昌徳宮・徳寿宮へ。
- 到着時刻が入場締切前か — 冬 16:00、春秋 17:00、夏 17:30。
- 無料対象なら証明書(パスポート・身分証)を持ったか。
- 韓服を着る予定なら上・下衣をそろえた一着かどうか。
- 守門将交代儀式(10:00・14:00)を見るなら15分前に興礼門広場。
地下鉄は3号線景福宮駅 5番出口が宮域のなかへそのままつながっています。国立古宮博物館もこの出口から地下でつながっています。ただし、5番出口は夜22時に閉まるため、夜間観覧のあとは4番か6番から出る必要があります。安国駅1番出口、5号線光化門駅2番出口からも徒歩7〜10分です。
景福宮までの経路別の詳細は別の記事にまとめています:景福宮への行き方。
最後に
ここに書いた料金と時間は掲載時点のもので、変動することがあります。とくに2026年は無料開場日の制度が変わりつつある時期で、公式案内ページどうしでも表記が食い違うことがあります。大きな判断(特定の曜日に合わせた日程など)をこの記事ひとつに委ねず、訪問直前に宮陵遺跡本部の告知をあらためて確認されることをお勧めします。
韓服を着て来る予定なら、チケット売り場の列に並ばなくて済むという一点だけで、レンタル店に立ち寄る時間は相殺されます。景福宮前の各店の価格表と含まれる内容、休業日は、このサイトにすべて整理されています。順位も星評価も付けず、10年間その前で店を営んでいた者が確認した情報です。
よくある質問
景福宮の入場料はいくらですか?
大人3,000ウォンです。10名以上の団体は1名2,400ウォン。満65歳以上は無料、韓国人は満24歳以下・外国人は満18歳以下も身分証提示で無料です。
韓服を着ていれば景福宮は無料ですか?
はい。韓国人・外国人を問わず、韓服を着ていれば無料で入れます。上着(チョゴリ)と下衣(チマまたはパンツ)を揃え、チョゴリは合わせ襟の形を保っている必要があります。トゥルマギだけ、あるいは韓服の下衣にTシャツでは認められません。
景福宮の開門・閉門時間は?
年間を通して午前9時開門。閉門は11〜2月が17時、3〜5月と9〜10月が18時、6〜8月が18時30分です。入場締切は閉門の1時間前です。
景福宮の定休日は?
毎週火曜日です。宗廟も火曜日。昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮は月曜日が休みなので、セットで覚えておくと便利です。